歯をキレイにする方法を徹底解説|歯をキレイにする方法を教えます
- 2025年2月14日
- コラム
「歯の黄ばみが気になる」「デコボコな歯並びがなければ…」そう考える方は多いのではないでしょうか?
歯をキレイにすることは、自分の印象を変えるだけでなく周囲の反応すらも変えてしまう行為です。周囲の人々の反応が変われば、自分に自信が持て性格も明るく前向きになれるのではないでしょうか。
今回は、そんな歯をキレイにする方法を解説いたします。
歯をキレイにするには?
歯をキレイにするには、具体的にどうすればいいでしょうか?
自宅でできるホワイトニング歯磨きを使った歯のクリーニングなども効果的ですが、もっと効果のある方法は歯科医院で歯をキレイにする方法でしょう。
歯をキレイにする施術方法などについて、解説していきます。
歯科医院でおこなう歯をキレイにする方法
歯科医院では主に審美歯科にあたる治療法によって、歯をキレイにすることができます。審美歯科には主にホワイトニングや歯科矯正があります。これらの治療法について、解説していきます。
ホワイトニング
ホワイトニングは特殊な薬液によってエナメル質に付着した色素を分解する治療方法です。主に歯科医院やクリニックでおこなうオフィスホワイトニングや、マウスピースを使用して家でできるホームホワイトニングがあります。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、薬液を歯に塗布しLEDを照射することで色素を分解する治療方法です。治療において即効性があり、2回目で違いを実感することができます。その反面、色戻りが速く効果も3ヵ月から半年ほどになっています。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、マウスピースに薬剤を投与し1日1、2時間ほどマウスピースを装着することで、治療をおこなう方法です。効果が表れるのは、2週間から1か月ごとゆっくりですが、色戻りがしにくく半年から1年ほど長持ちします。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を兼ね備えた治療法です。オフィスホワイトニングをした後に、家でホームホワイトニングをします。そうすることにより、色戻りが起こりにくく長持ちしやすい治療法が可能になるのです。
歯列矯正
歯列矯正は、ブラケットと呼ばれる装置をとりつけワイヤーで少しずつ歯を移動させていく方法です。ブラケットを表にとりつける表側矯正と、裏側矯正があります。
表側矯正
表側矯正は、ブラケットを歯の表面にとりつける一般的な歯列矯正です。ワイヤーで歯を少しずつ動かすことにより、歯を正しい位置に移動させていきます。治療に半年から数年ほどかかるのが般的です。
裏側矯正
裏側矯正は、歯の裏側にブラケットをとりつけてワイヤーを動かす方法です。表側矯正と違い、ブラケットがわかりにくいので接客やよく人に会う職業についている方にはぴったりの強制方法です。その反面、装置をつくるのに医師の技術が必要になるため、表側矯正よりも割高になる傾向がります。
また、裏側に装置が取り付けられているため唾液のめぐりがよく、虫歯などにもなりにくいのが特徴です。
マウスピース矯正
マウスピース矯正は、ブラケットやワイヤーを使用せずマウスピースを1日一定時間つけることにより、歯を少しずつ動かしていく方法です。マウスピースは歯が移動するごとに交換する必要があります。
セラミック治療
セラミック治療は歯を削ってその上にセラミックの被せ物などをする審美治療の一種です。不規則な歯並びが気になっている場合、歯列矯正ではなく歯を削ってセラミックの被せ物をすることによって歯の見た目を美しくすることも可能です。
詰め物や被せ物と言った補綴物の素材の素材も、セラミックならば白く自然なものになります。また、セラミックは耐久性が高く汚れがつきにくい素材なので日頃の口腔ケアをしっかりとすれば長持ちもします。
ラミネートべニア
歯の表面を少し削り、歯の表面にセラミックスなどでできたジェル状の人口エナメル質を付着させる治療法です。自然なエナメル質を取り戻すことで、形やすきまを修繕することができます。
クラウン
歯の表面を削り、セラミックやハイブリットの素材の冠(クラウン)を装着する治療方法です。歯の形態や色調、機能を再現する治療法です。
PFMクラウンはセラミックスと金属を結合させたクラウンで、審美性とメタルの強度を兼ね備えたものです。
また、オールセラミッククラウンは、ベースに金属を使わないため天然歯に近い色調と光の透過性を再現できます。
そのため透明感のある自然な歯を表現。生体親和性が高く、金属アレルギーの心配もありません。
また、近年ではハイブリットコンポジットクラウンと言われる高分子化合物と樹脂を材料とするクラウンも登場してきています。
審美性と、生体親和性を併せ持っており、セラミックに代わる代用品として普及してきています。
ダイレクトボンディング
コンポジットレジン樹脂を歯に接着し、歯を修繕する方法です。
歯の一部が欠けたり、歯のすきまを改善し足りするのにちょうどいい治療法ともいえます。応用範囲が広く、比較的安い値段で美しい歯に修復することが可能です。
ただ、全ての作業を口の中でおこなうため、ラミネートべニアと違って難易度の高い治療方法になります。
ポーセレンインレー
歯の一部を人口材料で詰める方法です。歯の形に作られた詰め物であり、金属を使用していません。別名セラミックインレーとも呼ばれています。セラミックにも様々なものがありますが、近年ではガラスセラミックが多用されています。
カンタリング(審美的輪郭形成)
破損した歯や携帯が不均衡な歯をエナメル質の範囲で削り、調和のとれた審美性と機能性を併せ持つ歯並びにする施術方法です。
視覚的にバランスが取れてない場合は、歯の尖った角や面を研磨することで歯を整えます。男性らしい歯を表現する場合は、平坦で角の張った形態に整えます。
女性らしい歯を表現したい場合は、丸みのある柔らかなラインに仕上げます。
自宅でできる歯をキレイにする方法
歯科医院で歯をキレイにする方法もありますが、家で歯に着色した汚れを取るなどして歯をキレイにする方法もあります。自宅でできる歯をキレイにする方法を解説していきます。
ホワイトニングの歯磨き粉を使う
ホワイトニング用の歯磨き粉を使って歯を手入れすることで、歯の黄ばみなどをとることができます。ただし、研磨剤が入った者は歯を傷つけてしまう可能性があるので要注意です。研磨剤で着いた細かい傷は、歯の汚れや黄ばみの原因にもなります。
ホワイトニング用の歯磨き粉を選ぶときは、ホワイトニング成分配合タイプや、ポリリン酸タイプのものを選ぶといいでしょう。
重曹で歯を磨く
重曹は歯を白くする効果も期待できます。
使用方法は、歯磨き粉に重曹を振りかけて磨くだけ。使用する食用の重曹は、スーパーやドラッグストアで手に入ります。
また、頻繁に重曹で歯を磨くと歯を傷つけてしまう恐れがあります。重曹で歯を磨くのは1週間に1度程度に留めましょう。
ステイン除去機能つきの電動歯ブラシを使う
ステイン除去機能がついている歯ブラシも、歯の着色や汚れを落としてくれます。ステインは歯の表面につく食べ物などの着色汚れのことです。通常の歯磨きではなかなか落とせません。
ステイン除去好きの電動歯ブラシを使えば、着色汚れも落とせるため歯をキレイにすることができます。
歯の消しゴムで汚れを落とす
歯の消しゴムとは、着色汚れが気になる場所を擦って落とすセルフケアグッズのことです。使い方は、汚れが気になる部分に消しゴムを当てて優しく擦るだけ。強く擦ると歯の表面が傷つく恐れがあります。
歯の消しゴムは研磨剤が入っていることがあり、使いすぎると歯を傷つける恐れがあります。目安として月に2、3回おこなうのがよいでしょう。
ホワイトニングマニキュアを塗る
ホワイトニングマニュキュアは歯を白くするためのマニュキュアのことです。
使用方法は、歯を磨いた後に水気をふきとり、歯にマニュキュアを塗るだけ。厚塗りすると渇くのに時間がかかるので、薄く塗るのもコツです。
ホワイトニングマニュキュアは、手軽で即効性もありますが、持続力が低いという欠点もあります。また、上手く濡れないと不自然な仕上がりになってしまうので鏡を見て丁寧に塗りましょう。
歯をキレイに保つためのコツ
歯をキレイに保つためには、歯のお手入れ以外にも気をつけたいことがあります。それらの生活習慣についてご説明いたします。
タバコを吸わない
タバコに含まれるヤニは歯の原因になりやすく、落としにくいという特徴があります。タバコを吸っている人で、歯の汚れが気になる方は喫煙を控えましょう。
食事に気を付ける
歯の黄ばみや、汚れの原因となる飲食物の摂取を減らすと歯を着色汚れから守ることができます。特に、コーヒーやチョコレート、赤ワインなどは摂取量が多いいと歯が黄ばみやすくなるので要注意です。
歯磨きは適切な頻度に
歯の磨きすぎは、歯のエナメル質を傷つけ歯が黄ばんでみえてしまう原因を作ってしまいます。特に研磨剤入りの歯磨き粉を使っている場合は、エナメル質が薄くなりがちなので注意が必要です。1回の歯磨きは3分程度に留めましょう。
まとめ
今回は、歯をキレイにする方法を徹底解説しました。
家でセルフケアをするのもいいですが、歯科医医院に行って本格的な審美治療を受けてみるのもいいかもしれません。
海岸歯科室は、ホワイトニングや歯列矯正をはじめ様々な審美治療をおこなっております。歯をキレイにしたい方は是非とも当院をお尋ねください。
監修:理事長 森本 哲郎