歯がボロボロすぎて歯医者に行けないと感じている方に読んでほしいガイド
- 2026年10月24日
- コラム

「歯がボロボロすぎて、今さら歯医者に行けない」「口の中を見せたら何を言われるかわからない」と悩みながら、受診を先延ばしにしている方もいるのではないでしょうか。
歯が欠けている、黒くなっている、何本も虫歯がある、歯ぐきから血が出る、口臭が気になるなど、状態が悪くなるほど「もっと早く行けばよかった」と考えてしまい、かえって歯科医院から足が遠のくことがあります。しかし、治療を始めるために必要なのは、最初からすべての問題を解決する覚悟ではありません。まず現在の状態を確認し、優先して対応する場所を整理することから始められます。
歯科医院によって診療の進め方は異なりますが、予約時に「歯の状態がかなり悪く、受診が怖いです」「まず状態と治療方法を相談したいです」と伝えておくことは可能です。痛み、費用、治療期間、見た目など、何が一番不安なのかを伝えておけば、それを踏まえて診療方針を相談しやすくなります。
この記事では、歯がボロボロすぎて歯医者に行けないと感じている方に向けて、恥ずかしさや恐怖への向き合い方、初診の流れ、痛みへの対策、費用の考え方、歯を失っている場合の治療方法、歯科医院選びまでわかりやすく解説します。
海岸歯科室は、患者さま一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、安心して通っていただける歯医者を目指しています。むし歯や歯周病の治療はもちろん、予防歯科や小児歯科、矯正歯科、インプラントなど幅広いサービスを提供し、お口の健康を総合的にサポートいたします。できる限り削らない・抜かない治療を心がけ、不安や疑問にも丁寧に対応いたします。将来を見据えた診療で、生涯にわたり健やかな口腔環境を支えてまいります。お子さまから大人の方まで安心して通える環境づくりにも力を入れております。清潔で快適な院内環境を整えております。

| 海岸歯科室 | |
|---|---|
| 住所 | 〒261-0004千葉県 千葉市美浜区 高洲 3-21-1 ペリエメディカルビル美浜 3F |
| 電話 | 043-278-7318 |
歯がボロボロすぎて歯医者に行けないと感じるのはなぜ?
見せるのが恥ずかしいという気持ちから受診が先延ばしになるケース
歯科医院へ行けない理由として大きいのが、口の中を見られることへの恥ずかしさです。「虫歯だらけなのを見られたくない」「歯が何本も欠けている」「口臭がするかもしれない」と考えるほど、予約すること自体が難しくなる場合があります。
過去に歯科医院で注意された経験があると、「また怒られるのではないか」という不安が強くなることもあります。しかし、歯科診療で重要なのは、過去の生活を評価することではなく、現在どのような問題があり、これから何ができるかを確認することです。
予約時に恥ずかしさを隠す必要もありません。「長期間歯医者に行っていないので、状態を見せるのが恥ずかしいです」とあらかじめ伝えておけば、自分の気持ちを説明する負担を減らせます。
また、「全部治療しなければいけない」と考えると心理的なハードルが高くなります。最初の目標は完治ではなく、まず診察を受けて現在地を知ることだと考えると、一歩を踏み出しやすくなります。
痛い治療をされるのが怖くて予約できない方へ
歯科治療の痛みに対する恐怖も、受診できない大きな理由です。子どもの頃に治療で痛い思いをした経験や、麻酔が効きにくかった経験があると、「また同じ思いをするかもしれない」と考えてしまいます。
現在の歯科診療では、局所麻酔をはじめ、注射時の刺激を和らげる表面麻酔などが利用されています。また、強い緊張や恐怖心がある患者に対して、亜酸化窒素による吸入鎮静法や静脈内鎮静法を取り扱う医療機関もあります。日本歯科麻酔学会も、表面麻酔や局所麻酔、精神鎮静法などについて案内しています。
ただし、すべての歯科医院で鎮静法を受けられるわけではありません。特に静脈内鎮静法は適切な全身管理や安全管理体制が必要な医療行為です。希望する場合は、対応の有無だけでなく、担当者の体制や緊急時への備えについて確認することも大切です。
治療費や通院期間がわからないことも不安につながる要因
歯が複数本悪くなっていると、「全部治すには高額な費用が必要なのではないか」「何年も通わなければならないのではないか」と心配になることがあります。
ただし、口の中の状態が同じように見えても、必要な治療は人によって異なります。残せる歯がどれくらいあるのか、根の治療が必要なのか、歯周病が進行しているのか、歯を補う必要があるのかによって治療計画は変わります。
そのため、診察を受ける前から治療費の総額を想像して不安になるより、まず検査を受け、保険診療で対応できる範囲、自費診療を検討する場合の選択肢、優先する治療などを確認する方が現実的です。
ボロボロでも歯医者へ行った方がよい理由
痛みがなくても虫歯や歯周病が進んでいることがある
歯に大きな穴があっても痛くないから大丈夫だと考えるのは注意が必要です。虫歯が進行すると、一時的に痛みを感じにくくなる場合もあります。また、歯周病も初期には強い痛みが現れないことがあり、気づかない間に歯を支える組織へ影響が広がる可能性があります。
公的機関は、歯周病検診などを通じて口腔疾患の早期発見や重症化予防を進めています。歯周組織の検査では、虫歯の有無だけではなく、歯肉からの出血、歯周ポケット、歯石、噛み合わせ、口腔衛生状態なども確認されます。
「痛くなってから歯医者に行く」という考え方ではなく、痛みが少ない段階でも状態を確認することが重要です。歯が欠けている、歯ぐきから血が出る、グラグラする歯があるなどの変化があれば、診察を受ける理由になります。
放置するほど治療の選択肢が変わる可能性がある
虫歯が比較的小さい段階であれば、虫歯の部分を取り除いて修復する治療で対応できる場合があります。一方、虫歯が歯の内部まで進んでいれば根の治療が必要になることがあり、歯を残すことが難しい場合には抜歯が検討されることもあります。
歯周病についても、進行すると歯を支える骨などに影響し、歯の動揺や歯の喪失につながる場合があります。
もちろん、見た目だけで「この歯はもう残せない」と判断することはできません。かなり欠けているように見えても残せる場合がある一方、外見上は比較的残っているように見えても内部の状態によって保存が難しいケースもあります。
だからこそ、自分で治療の可否を決めず、検査を受けて歯科医師と相談することが大切です。
強い腫れや発熱があるときは早めの相談が必要
歯がボロボロの状態に加えて、激しい痛みや大きな腫れが出ている場合は、受診を先延ばしにしないことが重要です。
| 症状 | 対応の考え方 |
|---|---|
| 歯や歯ぐきの強い痛み | できるだけ早めに歯科医院へ相談します |
| 頬やあごの腫れ | 感染が広がっている可能性もあるため、早めの診察が重要です |
| 発熱を伴う腫れ | 症状を予約時に伝え、受診方法について指示を受けます |
| 口が開きにくい | 原因を自己判断せず医療機関へ相談します |
| 飲み込みにくさや息苦しさがある | 緊急性がある場合があるため、速やかに医療機関へ相談します |
市販の鎮痛薬などで一時的に痛みが軽くなったとしても、原因となっている歯や感染が治ったとは限りません。症状を繰り返している場合も、一度状態を確認してもらうことをおすすめします。
初めて歯医者へ行くと何をする?
まず問診で症状や不安を確認
初診時の詳しい流れは歯科医院や症状によって異なりますが、一般的には最初に問診を行います。痛みがある場所、いつ頃から症状があるのか、過去の治療歴、服用している薬、持病、アレルギーなどを確認します。
このとき、医学的な情報だけではなく、「治療が怖い」「できれば今日は説明を中心にしてほしい」「費用を抑えながら治療したい」といった希望を伝えることも大切です。
うまく話せる自信がなければ、予約フォームや問診票に書いておいても構いません。受付や診療室で一から説明する必要がなくなるため、緊張しやすい方にも向いています。
必要に応じて口の中やレントゲンなどを確認
次に、口の中を診察し、必要に応じてレントゲン撮影などの検査が行われます。歯の状態だけでなく、歯の根や周囲の骨、歯ぐきなどを確認し、どこから治療する必要があるのかを判断するためです。
歯が何本も悪くなっている場合でも、すべてを同じ日に治療するわけではありません。痛みや腫れが強い場所があればその部位を優先し、症状が落ち着いている場合は検査結果をもとに治療計画を立てていきます。
初診日にどこまで処置するかは、症状、予約時間、検査結果、本人の希望などによって異なります。「今日はどこまで行う予定ですか」と診療前に確認しても問題ありません。
治療の優先順位を決めてから少しずつ進める
口の中全体に問題がある場合は、優先順位を決めると治療を進めやすくなります。
| 優先する内容 | 主な目的 | 考えられる対応 |
|---|---|---|
| 強い痛みや腫れ | 日常生活への影響を減らす | 検査、必要な処置、薬の検討など |
| 感染している歯 | 症状の悪化を防ぐ | 虫歯治療、根の治療、抜歯の検討など |
| 歯周病 | 残せる歯を守る | 歯周検査、歯石除去、清掃指導など |
| 噛めない部分 | 食事をしやすくする | 詰め物、被せ物、義歯などの検討 |
| 見た目 | 外見上の悩みを改善する | 前歯などの治療方法を相談 |
何を一番に治したいのかは患者によって違います。仕事の都合で前歯を早く整えたい人もいれば、とにかく痛みをなくしたい人、できるだけ歯を残したい人もいます。希望を歯科医師に伝えながら現実的な計画を立てることが重要です。
「怒られそう」「恥ずかしい」という不安を減らす方法
予約するときに不安をそのまま伝えよう
歯科医院の予約をするときは、症状を完璧に説明する必要はありません。自分が一番心配していることを短く伝えるだけでも十分です。
たとえば、「長期間歯医者に行けず、歯の状態がかなり悪くなっています。見せることにも抵抗があり、治療も怖いので、まず状態を確認して相談したいです」と伝えれば、受診理由と不安の両方が伝わります。
費用が心配なら「できるだけ保険診療を中心に相談したいです」、痛みが怖ければ「痛みにかなり不安があります」と加えます。
この段階で詳しい治療方法を決める必要はありません。受診するための情報を歯科医院側へ伝えることが目的です。
説明を聞いてから最適な治療方針を確立
診察を受けたからといって、その場ですべての治療方法を決めなければならないわけではありません。特に複数の治療方法が考えられる場合は、それぞれの特徴を確認することが大切です。
どの歯を残せそうなのか、抜歯を検討する理由は何か、保険診療と自費診療では何が違うのか、治療期間はどの程度を想定しているのかなど、気になる点を質問します。
説明を受けても理解できない場合は、遠慮せず聞き直して構いません。治療内容を十分に理解し、納得して進められる歯科医院であることは、長期間の通院を続けるうえでも重要です。
過去の歯科治療で嫌だった経験も共有
以前の治療で強い痛みがあった、説明なしに治療されたように感じた、歯科医師から言われた言葉がつらかったなど、受診を怖いと感じる背景がある場合は伝えておくとよいでしょう。
「治療中に何をされるのかわからないことが怖いので、その都度説明してほしい」「痛かったら一度止めてもらいたい」など、具体的な希望に言い換えて伝える方法もあります。
過去の経験そのものを変えることはできませんが、次の診療で避けたいことを明確にすることで、通院への不安を減らしやすくなります。
痛みが怖くて歯医者に行けない場合の対処法
まず「痛みに弱い」と伝えることが大切
痛みに強いか弱いかは人によって異なります。そのため、「これくらいなら我慢しなければ」と考える必要はありません。
予約時や診察前に痛みに弱いことを伝えれば、麻酔について相談したり、治療中の合図を決めたりすることができます。麻酔の効き方について過去に気になった経験がある場合も、具体的に伝えましょう。
麻酔を使用できるかどうかや方法については、処置内容や健康状態などを踏まえて歯科医師が判断します。持病や服用薬がある場合には、お薬手帳など正確な情報を確認できるものを持参すると安心です。
強い恐怖がある場合は鎮静に対応する歯科医院を探す
歯科治療に対する恐怖や緊張が非常に強い場合、吸入鎮静法や静脈内鎮静法などが検討されることがあります。これらは単に痛みをなくすことだけを目的とするものではなく、治療中の不安や緊張を和らげる方法です。
一方で、適応の判断や安全管理が必要であり、誰でも希望すれば受けられるとは限りません。また、実施していない歯科医院もあります。
静脈内鎮静法などを希望する場合は、ホームページだけで判断せず、どのような体制で行っているのかを受診前に確認すると安心です。持病、服用薬、妊娠の可能性、過去の麻酔経験などについても正確に伝えることが重要です。
鎮静を受ける場合は医院からの指示を守る
鎮静法を受ける場合には、治療前後の注意事項が伝えられることがあります。食事や飲水についての指示、治療当日の運転、付き添いの必要性などは、使用する方法や医療機関によって異なります。
自己判断で食事を抜いたり薬を中止したりせず、必ず医療機関から受けた指示に従ってください。特に普段服用している薬については、自分で止めるのではなく、歯科医師や主治医へ確認することが大切です。
治療費が心配なときの考え方
最初から総額を決めつけず治療の優先順位を確認
何本もの歯に治療が必要そうに見えると、「何十万円、何百万円とかかるのでは」と不安になり、歯科医院へ行けなくなることがあります。
しかし、実際の治療費は歯の状態と選択する治療によって大きく異なります。保険診療で進められる治療もあれば、希望によって自費診療を選ぶケースもあります。
まず痛みや感染への対応を行い、次に残せる歯を治療し、その後に失った歯を補う方法を考えるなど、段階的に進めることもあります。
「できるだけ保険の範囲で治療したい」という希望があるなら、最初から伝えて構いません。どこまで保険診療で対応できるか、どの段階から自費治療が選択肢になるのかを確認すると、費用への不安を整理できます。
見積もりでは治療費だけでなく全体像を確認
自費診療を含む治療を検討するときは、表示されている金額だけで判断しないことが大切です。
| 確認したいこと | 主な内容 |
|---|---|
| 治療内容 | 何の治療に対する費用なのか |
| 治療期間 | おおよそどの程度の期間が想定されるか |
| 通院回数 | 何回程度の受診を想定しているか |
| 追加費用 | 追加処置が必要になった場合はどうなるか |
| 治療後 | メンテナンスや定期検診がどの程度必要か |
また、最初に立てた治療計画が途中で変わることもあります。実際に治療を進めて初めて確認できる状態もあるためです。その場合にどのような説明が行われるのかも確認しておくと安心です。
費用が理由で通院を中断しそうな場合も早めに相談
治療途中で費用の負担が難しくなったときに、そのまま通院をやめてしまうのは避けたいところです。治療の途中で長期間空いてしまうと、仮の詰め物や仮歯の状態によっては新たな問題が生じる場合があります。
通院の継続が難しくなりそうなときは、治療の優先順位を変更できるか、いったん区切りをつけられるかなどを歯科医院へ相談しましょう。
経済的な事情を伝えることを恥ずかしく感じる必要はありません。無理なく続けられる治療計画であることも大切な条件です。
歯がほとんど残っていなくても治療方法はある?
残せる歯があるかを最初に詳しく確認
「もう歯がほとんど残っていないから、全部抜くしかない」と自分で判断する必要はありません。
歯が大きく欠けている場合でも、歯の根や周囲の組織の状態によって治療方針は異なります。反対に、見た目では残せそうでも、歯の根の状態や歯周病の進行などから保存が難しいこともあります。
そのため、まず検査を行い、残せる可能性がある歯と、抜歯を検討する歯を整理します。抜歯を提案された場合も、なぜ残すことが難しいのか、抜歯後にどのような方法で歯を補うのかを確認することが大切です。
歯を失った部分への複数の治療方法
歯を失った部分を補う代表的な方法には、入れ歯、ブリッジ、インプラントなどがあります。ただし、すべての患者にすべての方法が適しているわけではありません。
| 治療方法 | 主な特徴 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 入れ歯 | 取り外し式で、複数本の欠損にも対応できます | 装着感、清掃方法、保険と自費の違い |
| ブリッジ | 周囲の歯などを利用して固定する方法です | 支えとなる歯の状態や負担 |
| インプラント | 顎の骨に人工歯根を埋め込む方法です | 骨や全身状態、外科処置、期間、費用、メンテナンス |
治療方法を選ぶ際には、見た目や噛みやすさだけではなく、残っている歯の状態、全身の健康状態、治療期間、費用、毎日の手入れなども含めて考える必要があります。
多数の歯を失っている場合のインプラント治療も慎重に検討
多数の歯を失っている場合には、複数のインプラントを利用して歯列を支える治療方法が提案されることもあります。いわゆるオールオンフォーなどの治療が紹介される場合もありますが、適応できるかどうかは骨の状態や全身状態などによって異なります。
外科処置を伴う治療であり、自費診療になることも多いため、「短期間で歯が入る」といった一部分だけで判断しないことが重要です。
検査内容、治療のリスク、費用、治療後のメンテナンス、将来トラブルが起きた場合の対応まで十分に説明を受けたうえで検討しましょう。
通いやすい歯医者を選ぶポイント
カウンセリングや治療説明を重視しているか確認
歯がボロボロであることへの恥ずかしさが強い場合は、治療設備だけではなく相談のしやすさも大切な判断材料です。
公式サイトを見るときは、初診時にどのような流れで診察するのか、治療計画について説明する機会があるのか、費用について相談できるのかを確認します。
「重度の虫歯」「長期間歯科医院に行っていない方」「歯科恐怖症」などについて説明している歯科医院であれば、自分と似た悩みを相談できるか確認してみるのも一つの方法です。
ただし、ホームページ上の表現だけで対応の良し悪しを完全に判断することはできません。予約時の電話や問い合わせへの対応、実際に説明を受けた際のわかりやすさなども確認しましょう。
自分が通い続けられる条件を優先
設備が充実していても、通院すること自体が負担になれば治療を続けにくくなります。自宅や職場からの距離、診療時間、予約の取りやすさなども重要です。
| 確認項目 | チェックする内容 |
|---|---|
| アクセス | 自宅や職場から無理なく通えるか |
| 診療時間 | 仕事や家庭の予定と合わせやすいか |
| 予約方法 | 電話、Webなど利用しやすい方法があるか |
| プライバシー | 個室や半個室などを希望する場合は対応を確認 |
| 痛みへの対応 | 麻酔や鎮静について相談できるか |
| 費用説明 | 保険診療と自費診療について説明があるか |
特に複数の歯を治療する場合は、何度か通院する可能性があります。「有名だから」という理由だけで遠方の医院を選ぶより、必要な診療を受けられ、継続して通いやすいことも重視しましょう。
口コミだけで決めず公式情報と実際の対応も確認
歯科医院を探すときに口コミを見る方は多いですが、評価だけで決めるのはおすすめできません。同じ歯科医院でも、受診した症状や担当者、求める治療内容によって感じ方が異なるためです。
口コミは参考情報の一つとして利用しながら、診療内容、医師の経歴、治療設備、初診の流れ、費用説明などは公式情報で確認しましょう。
また、一度診察を受けたからといって、必ずそこで治療を続けなければならないわけではありません。大きな治療を提案され、判断に迷う場合には、別の医療機関で意見を聞くという考え方もあります。
歯医者へ行くまでのハードルを下げる方法
最初は「歯医者を一つ探す」から始めよう
「明日から全部治療しよう」と考えると、行動する前に疲れてしまいます。そこで、一度にやることを小さく分けてみましょう。
最初の日は、自宅や職場から通えそうな歯科医院を探すだけでも構いません。次に公式サイトで初診の流れを確認し、その次にWeb予約フォームを開くというように、一つずつ進めます。
受診に強い恐怖がある人にとって、予約ボタンを押すだけでも大きな負担になる場合があります。予約した瞬間から治療が始まるわけではありません。まず診てもらう日時を決めるだけと考えてみてください。
予約前に伝えたい内容をメモしておく
緊張すると、診療室に入った途端に伝えたかったことを忘れてしまう場合があります。事前に短いメモを用意すると安心です。
| メモする内容 | 書き方の例 |
|---|---|
| 一番困っていること | 右奥歯が痛い、前歯が欠けているなど |
| 不安 | 痛みが怖い、口の中を見せるのが恥ずかしい |
| 希望 | まず状態を知りたい、保険診療を中心にしたい |
| 過去の経験 | 以前麻酔が効きにくかったなど |
| 生活上の条件 | 仕事の都合で通える曜日が限られているなど |
診察が始まったら、このメモをそのまま見せても構いません。「うまく説明しなくてはいけない」という負担が減り、歯科医師側も希望を把握しやすくなります。
予約文を作っておけば電話やWeb予約が楽になる
何と伝えればよいかわからない場合は、次のような内容を自分の状況に合わせて使えます。
「長期間歯医者に行っておらず、複数の歯がかなり悪くなっています。状態を見せるのが恥ずかしく、治療の痛みにも強い不安があります。まず現在の状態と、どのように治療を進められるか相談したいです。できれば費用についても説明をお願いします。」
これだけでも、歯の状態、心理的な不安、相談したい内容を伝えられます。
予約フォームに自由記入欄がある場合は、そのまま記載してもよいでしょう。電話の場合も、文章を手元に置いて読み上げれば十分です。
歯の治療に関するよくある質問
歯が何本も虫歯でも診てもらえますか?
複数の歯に問題がある場合でも、歯科医院で診察を受けることはできます。実際に何本が虫歯なのか、どの歯を残せるのか、歯周病など別の問題があるのかは検査を受けなければ判断できません。
「虫歯が多すぎて断られるのでは」と考えて受診を控えるより、予約時に「かなり状態が悪いと思います」と伝えたうえで相談しましょう。
歯医者に何年も行っていなくても大丈夫ですか?
長期間受診していなかったとしても、それだけを理由に診察を受けられないわけではありません。
重要なのは、今からどのように治療していくかです。最後に歯科医院へ行った時期を正確に覚えていなくても、「かなり長く受診していません」と伝えれば構いません。
初診では現在の歯や歯ぐきの状態を確認し、必要な治療について相談していきます。
口臭がひどくても歯医者へ行って大丈夫ですか?
口臭を気にして受診をためらう必要はありません。口臭にはさまざまな原因があり、口腔内では歯周病、虫歯、汚れなどが関係する場合があります。
原因を自分で判断するのは難しいため、「口臭が強い気がして悩んでいます」と相談して問題ありません。
受診直前に無理に強く磨いたり、出血するほど清掃したりする必要はありません。普段どおり無理のない範囲で歯磨きをして受診してください。
初診の日にいきなり歯を抜かれることはありますか?
初診日に行われる内容は症状によって異なります。診察や検査、説明が中心になることもあれば、強い痛みや腫れなどに対する処置が必要になることもあります。
抜歯などについて不安がある場合は、診察前に「治療内容の説明を受けてから決めたいです」と伝えておきましょう。ただし、症状によって早めの処置が望ましい場合もあるため、その理由や選択肢について十分な説明を受けて判断することが大切です。
お金がない場合は歯医者へ行かない方がよいですか?
費用が不安でも、症状をそのまま放置することが最善とは限りません。まず診察を受け、どのような治療が必要なのか、保険診療で対応できる範囲はどこまでなのかを確認しましょう。
予約時または診察時に「費用に余裕がないため、できるだけ保険診療を中心に進めたい」と相談して構いません。
自費診療を提案された場合も、その場で必ず選択しなければならないわけではありません。費用、メリット、注意点、ほかの方法について説明を受けたうえで検討します。
治療が怖くて診察台に座れないほどでも相談できますか?
歯科治療に対する恐怖が非常に強い方もいます。予約の段階でそのことを伝え、どのような対応が可能か確認してみてください。
治療に対する強い不安や緊張を和らげることを目的として、精神鎮静法を取り扱う医療機関もあります。日本歯科麻酔学会では、吸入鎮静法や静脈内鎮静法などについて情報を公開しています。
すべての医院で対応しているわけではないため、歯科恐怖への対応や鎮静を希望する場合は事前に確認するとよいでしょう。
今日から治療への一歩を始められます
最初の目的は全部治すことではなく現在の状態を知ること!
「歯がボロボロすぎて歯医者に行けない」と感じている方ほど、頭の中で治療を大きなものとして考えてしまいがちです。
何本抜かれるのか、いくらかかるのか、何年通うのかと考え続けても、診察を受けるまでは正確な答えはわかりません。
最初にすることは、すべての治療を決断することではありません。まず状態を診てもらい、どの歯から対応する必要があるのか、残せる歯はあるのか、どのような治療方法が考えられるのかを確認することです。
現在の状態がわかれば、「何をされるかわからない」という不安を「次はこの歯を治療する」という具体的な予定へ変えられます。
恥ずかしさや怖さも含めて相談することが受診の第一歩!
歯が悪くなったことを責め続けても、歯の状態は変わりません。しかし、今日からできることはあります。
通えそうな歯科医院を探し、公式サイトで診療内容を確認し、予約時に「長期間受診できず、かなり状態が悪くなっています。恥ずかしさと治療への恐怖があるので、まず相談したいです」と伝えてみてください。
痛みが不安なら痛みについて、費用が不安なら費用について、通院が難しいなら通える頻度について相談します。すべてを一度に解決しようとせず、優先順位を決めながら進めることが大切です。
なお、顔やあごの強い腫れ、発熱、飲み込みにくさ、息苦しさなどがある場合は、予約を先延ばしにせず速やかに医療機関へ相談してください。
歯の状態がどれほど悪く見えても、実際にどのような治療が可能なのかは診察を受けなければわかりません。「きれいになってから歯医者へ行く」のではなく、「困っているから歯医者へ相談する」と考えることが、治療を始めるための第一歩です。
海岸歯科室は、患者さま一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、安心して通っていただける歯医者を目指しています。むし歯や歯周病の治療はもちろん、予防歯科や小児歯科、矯正歯科、インプラントなど幅広いサービスを提供し、お口の健康を総合的にサポートいたします。できる限り削らない・抜かない治療を心がけ、不安や疑問にも丁寧に対応いたします。将来を見据えた診療で、生涯にわたり健やかな口腔環境を支えてまいります。お子さまから大人の方まで安心して通える環境づくりにも力を入れております。清潔で快適な院内環境を整えております。

| 海岸歯科室 | |
|---|---|
| 住所 | 〒261-0004千葉県 千葉市美浜区 高洲 3-21-1 ペリエメディカルビル美浜 3F |
| 電話 | 043-278-7318 |
医院概要
医院名・・・海岸歯科室
所在地・・・〒261-0004 千葉県千葉市美浜区高洲3-21-1 ペリエメディカルビル美浜3F
電話番号・・・043-278-7318

