ホームホワイトニングに限界はある?目指せる歯の白さや白さを保つ方法を紹介|海岸歯科室|千葉県美浜区の歯医者

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ホームホワイトニングに限界はある?目指せる歯の白さや白さを保つ方法を紹介|海岸歯科室|千葉県美浜区の歯医者

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ホームホワイトニングに限界はある?目指せる歯の白さや白さを保つ方法を紹介

「ホームホワイトニングでどれくらい歯が白くなるの?」
「ホームホワイトニングで白くなる限界はある?」

ホームホワイトニングは、自宅でマウスピースと薬剤を使用して歯を白くする方法です。自分の好きなタイミングで歯を白くできますが、ホームホワイトニング治療できる白さの程度に限界はあるのか気になっている方もいるでしょう。

このコラムでは、ホームホワイトニングで白くなる程度の限界や、ホームホワイトニングのメリット、治療後の注意点などを詳しく紹介します。
ホームホワイトニングを検討している方は、ぜひ最後までお読みください。

ホームホワイトニングとは

ホームホワイトニングは、自宅で手軽に行えるホワイトニングです。歯科医院でマウスピースと薬剤を購入し、自宅で継続的に使用することで白い歯を目指します。

ホームホワイトニングは、マウスピースに薬剤を入れて、1日1回30分〜数時間にわたって装着します。理想の白さになるまでには、毎日使用することがおすすめです。
歯科医院で使用する薬剤よりも濃度が薄い薬剤を使用するため、知覚過敏などの痛みや違和感が起こりにくく、痛みが苦手な方にも続けやすいでしょう。

ホームホワイトニングに限界はある?

ホームホワイトニングのみで歯を白くする場合、白さには限界があります。これはホームホワイトニングに限ったことではなく、どの方法でホワイトニングを行っても、陶器のような真っ白な歯にするのは難しいと言えるでしょう。
日本人の歯は、歯の表面を覆うエナメル質が薄いため、黄ばみのある象牙質が目立ちやすく、ホワイトニングをしても真っ白な歯にはなりにくいと言われています。
ただし、ホームホワイトニングでも自然な白さを目指すことは十分可能です。セラミックや被せ物で作った人工的な歯の白さではなく、人間らしい自然な歯の白さを目指せるでしょう。

ホームホワイトニングで目指せる歯の白さ

ホームホワイトニングで目指せる白さには、ある程度限界があります。歯の白さは、白さの程度をS2〜S40であらわした「シェードガイド」を使用して確認します。シェードガイドを用いることで、今の歯の白さや目指す白さを確認しやすくなります。

ここでは、シェードガイドの数値を使用し、ホワイトニングで目指せる歯の白さを解説します。

芸能人のような歯の白さはS2〜S4

芸能人のような真っ白な歯は、シェードガイドで数値化するとS2〜S4程度と言われています。陶器のような真っ白な歯のため、日常生活では不自然な印象を与えてしまう可能性もあります。
ホームホワイトニングのみでは、ここまでの白さを実現することは難しいです。S2〜S4を目指す場合は、セラミックやラミネートベニアを選択する必要がありますが、健康な歯を削ったり抜歯したりする必要があり、歯に大きな負担がかかります。

ホームホワイトニングは1〜2ヶ月で1〜2トーン白くなる

ホームホワイトニングで白くなる程度や期間には個人差がありますが、大体2週間〜1ヶ月程度かけて1〜2トーン程度白くなると言われています。
ホームホワイトニングは徐々に歯を白くしていく治療のため、即効性はありません。すぐに歯を白くしたい方は、歯科医院で受けられるオフィスホワイトニングを受けると、1回で2トーン程度白くなることもあります。

ホームホワイトニングのメリット

ホームホワイトニングのメリットは、主に下記の4つです。

  • 手軽に歯を白くできる
  • 費用が安い
  • 効果が持続しやすい

ホームホワイトニングは自分の好きなタイミングで治療ができ、オフィスホワイトニングよりも安価で受けられるメリットがあります。
ここでは、ホームホワイトニングのメリットについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。

手軽に歯を白くできる

ホームホワイトニングの最大のメリットは、自分のタイミングでホワイトニングができる点です。治療開始前に歯科医院でマウスピースと薬剤を購入すれば、自宅でゆっくりとホワイトニングを行えます。
仕事が忙しくて歯科医院に通えない方や、テレビを見ながらなどリラックスした状態で受けたい方は、ホームホワイトニングが向いているでしょう。

費用が安い

ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングに比べて費用が安く済む傾向があります。マウスピースを作成し、薬剤を購入すれば何度でもホワイトニングができるため、比較的コストがかかりません。
また、一度歯が白くなっても時間の経過で黄ばみが戻りますが、その際は再度薬剤を買い足してホームホワイトニングを行えば、手軽にメンテナンスが可能です。

効果が持続しやすい

ホームホワイトニングは、効果が持続しやすいメリットがあります。ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングと比べると色素の分解が細かく、時間をかけて徐々に浸透させていくため、白さが継続しやすいです。
時間をかけて徐々に白くすることで歯の表面の荒れも抑えられ、自然な仕上がりに仕上げられるでしょう。

ホームホワイトニングで効果が持続する期間

ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングよりも効果が持続しやすい点が1つのメリットです。
時間をかけて薬剤を浸透させるため、歯の色が後戻りしにくく、半年〜1年程度歯の白さが持続しやすくなります。
オフィスホワイトニングの効果持続期間は一般的に3〜6ヶ月のため、ある程度長い期間歯の白さを楽しめるでしょう。

ホワイトニングで歯が白くならないケース

ホワイトニングを行っても歯が白くならないケースは以下の3つです。

  • 歯の神経が死んでいる
  • 入れ歯・差し歯をしている
  • 歯の汚れや加齢による着色がある

歯になにかしらのトラブルが起こっている場合は、ホワイトニングを受けても歯が白くなりません。また、治療を優先させて行わなければ、薬剤が染みてしまうこともあるため、歯科医院の指導を受ける必要があります。
ここでは、ホワイトニングで白くならないケースについて紹介します。

歯の神経が死んでいる

歯をぶつけたり虫歯が悪化したりすることによって歯の神経が死んでいる場合は、ホワイトニングで歯を白くできません。神経の死んだ歯は内部から変色してしまっているため、薬剤を使用して歯の外側から白くしても、思ったような効果が得られないのです。
歯の神経が死んでいる場合は、神経の無い歯の内部に漂白剤を入れる「ウォーキングブリーチ」という方法があります。当院でも行っておりますので、お気軽にご相談ください。

入れ歯・差し歯がある

入れ歯や差し歯をしている場合は、その部分のホワイトニングができません。ホワイトニングは天然の歯にしか作用しないため、注意が必要です。
前歯などに入れ歯や差し歯がある場合は、他の歯が白くなりすぎると歯の色の差が目立つことがあります。

加齢による着色がある

加齢による歯の着色の場合は、ホワイトニングで効果が得られない可能性があります。加齢によって歯の表面にあるエナメル質が薄くなると、黄色みがある象牙質の色が目立ち、ホワイトニングをしても歯が白くなりにくいためです。
歯の汚れや黄ばみの原因を見極めた上で治療を行いましょう。

ホームホワイトニング後の白さを保つ方法

ルームホワイトニング後の白さを保つためには、治療後のケアが大切です。ルームホワイトニング後には、以下の3点に気をつけましょう。

  • 食べ物・飲み物に気をつける
  • ホワイトニング用の歯磨きを使う
  • 継続して治療を受ける

それぞれのポイントについて紹介します。

食べ物・飲み物に気をつける

ルームホワイトニング後は、着色しやすい食べ物や飲み物の種類に気をつけましょう。歯の直後は歯の表面を保護しているペリクルという膜が剥がれるため、刺激を受けやすい状態です。
カレーやコーヒー、赤ワインなどの色素が強い食べ物や飲み物を口にすると、歯に着色汚れが付きやすくなります。
ホームホワイトニング後数時間は、色の濃いものや酸性ものはできるだけ口にしないように注意してください。

ホワイトニング用の歯磨き粉を使う

ホワイトニング後の歯の白さを保つためには、ホワイトニング用の歯磨きを使うのもおすすめです。ホワイトニング成分がある歯磨きは、歯の表面の汚れを除去し、着色を予防する成分が含まれています。
ただし、研磨剤が含まれている歯磨き粉を長期的に使用すると歯がダメージを負う可能性があるため、使用する歯磨き粉は歯科医院に相談すると良いでしょう。

継続して治療を受ける

ホワイトニング後は、継続して治療を受けると良いでしょう。
ホームホワイトニングの効果は、一般的に半年〜1年程度のため、放っておくとまた歯が黄ばむ可能性があります。
歯の色が再び気になってきた場合は、歯科医院で再度薬剤を購入し、再びホームホワイトニングをすることで歯の白さを保ちやすくなります。

ホームホワイトニングによくある質問

最後に、ホームホワイトニングに関するよくある質問に回答します。

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングはどっちがいい?

オフィスホワイトニングは、歯科医院で高濃度の薬剤と光の照射を使用して行うホワイトニングです。ホームホワイトニングと比較すると即効性がある施術ですが、費用が高く、色戻りまでの期間が短いというデメリットがあります。
2つの治療のメリット・デメリットを理解した上で、治療を開始しましょう。どちらのメリットも得られるデュアルホワイトニングもおすすめです。

ホームホワイトニングは安全?

ホワイトニングは、適切に行えば体に悪影響はありません。正しい用法用量に従って使用すれば安全に治療できます。
しかし、海外から個人輸入した薬剤はリスクがあるので、歯科医院で購入した方が安全です。

ホームホワイトニングにかかる費用は?

ホームホワイトニングに必要な費用は、20,000円〜40,000円程度です。マウスピースの制作費が10,000円〜30,000円程度かかり、薬剤の費用は数千円程度かかります。
マウスピースは一度作成すれば基本的に作り替える必要はないので、継続してホームホワイトニングする場合は、薬剤の購入費のみで治療を継続できます。

まとめ

ホームホワイトニングは、自宅でマウスピースと薬剤を使用する治療法です。徐々に歯を白くできる方法ですが、白くできる程度には限界があります。大体2週間〜1ヶ月程度かけて1〜2トーン程度歯を白くでき、自然な白さを目指せるでしょう。

海岸歯科室では、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせたデュアルホワイトニング、神経のない歯に適したウォーキングブリーチの治療を行っています。

それぞれの治療法のメリット・デメリットをご説明した上で最適な治療法を提案していますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

監修:理事長 森本 哲郎

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