ホームホワイトニングの効果が出るのはいつ?1週間で効果が出るホームホワイトニングについて解説!
- 2025年1月15日
- コラム
ホームホワイトニングは、自宅でできるホワイトングです。やり方は、マウスピースに薬剤を注入して装着。そのまま1時間から、2時間ほどマウスピースをしているというもの。
このホームホワイトニング、いつ頃から効果がでるものなのでしょうか?今回は、その期間について解説していきます。
ホームホワイトニングの効果が出るのは1週間程度
結論から言って、ホームホワイトニングの効果が出てくるのは1週間後です。ホームホワイトニングは患者さんが薬剤を扱うため、ホワイトニング薬剤の濃度は低くなっています。そのため、効果が出てくるのもゆっくりなのです。
ホームホワイトニングについて詳しく解説
では、ホームホワイトニングは具体的にどのようなホワイトニングなのでしょうか?
ホームホワイトニングのメリットやデメリットを中心にみていきましょう。
ホームホワイトニングのメリット
まず、ホワイトニングのメリットについて解説いたします。
自宅でホワイトニングができる
ホワイトニングのメリットは、なんといっても自宅でホワイトニングが好きなときにできることです。ホワイトニングはマウスピースを1日1、2時間装着すればいいだけの簡単な治療方法です。
誰でも手軽に、自宅でホワイトニングを受けることができます。
仕事が忙しくて、歯科医院に通えない方などにピッタリの治療法ともいえます。
白さが持続する
ホワイトニングは薬剤が弱く効果が現れるのが遅い治療法です。
ですが、そのぶん薬剤が内部にまで染みて、歯の奥まで白くすることが可能です。色戻りも少なく、半年から1年間白さが持続します。
色戻りがゆっくり
ホワイトニングの最大のメリットと言ったら、色戻りが起こりにくい事でしょう。そのため、半年から1年間白さが持続。美しい歯を保つことができます。
ホームホワイトニングのデメリット
ホワイトニングのデメリットをご紹介いたします。
治療期間が長い
即効性のあるオフィスホワイトニングと違い、ホームホワイトニングは治療が一区切りつくまで2週間ほどかかります。また、歯の白さがわかるのも1週間ほどと治療期間が長いことがデメリットであると言えます。
マウスピースをつける時間が必要
マウスピースをつける時間を1日1、2時間確保しなければならないのも、ホームホワイトニングのデメリットと言えます。ホームホワイトニングは継続しなければ効果が出ないため、マウスピースの装着を怠ってしまえば、なかなか効果は表れません。
即効性はない
ホームホワイトニングは、弱い薬剤を使用しているため効果が出るのが1週間と遅いのがデメリットと言えるでしょう。なので、結婚式に間に合わせたいなどの急ぎの場合は、即効性のあるオフィスホワイトニングなどがお勧めです。
ホームホワイトニングの注意事項
ホームホワイトニングをするにあたって、注意事項がいくつかあります。
その注意事項について、ご説明していきます。
薬の量を守る
ホームホワイトニングは、薬剤の量を守ることが大切です。薬剤の量を多くしても、早く白くなることはありません。
また、マウスピースから薬剤が溢れて歯茎につくと、痛みがあったり歯茎の色が変色してしまったりしてしまいます。
マウスピースに塗布する薬剤は、歯1本につき米粒大の大きさが適量です。マウスピースから溢れてしまう場合は、すぐにふき取りましょう。
マウスピースを強く噛まない
マウスピース装着時にマウスピースを強く噛むと、破損の原因になります。
マウスピースが破損すると、薬剤が漏れたり歯に合わなくなってしまいます。そのため、ホワイトニングの効果自体が薄くなってしまうのです。
また、マウスピースを修理するとなると、数万の費用がかかります。
無駄な出費を控えるためにも、マウスピースをつけるときはリラックスして強くかみしめないでください。
着脱前後、口をすすぐ
ホームホワイトニングをする前は、軽く口の中をすすぐことをお勧めいたします。
歯に着色した汚れを取り除いた状態でないと、ホワイトニング剤が浸透しないからです。
また、ホワイトニングした後も、うがいでホワイトニング剤を洗い流しましょう。
薬剤が残っていると、歯茎や舌に付着してかぶれてしまいます。また、軽いブラッシングも効果的です。
ホワイトニング後、すぐの飲食は控える
ホワイトニングをした後は、歯を守っている幕であるペリクルが剥がれてしまっています。このペリクルが剥がれている状態で飲食をすると、知覚過敏が起こる。歯に食品の色素が付着してしまう恐れがあります。
ホワイトニング後は、30分から1時間は間隔をあけて食事をとるようにしましょう。また、タバコも色素が付着する可能性があるので、控えた方がいいでしょう。
マウスピースの装着時間を守る
ホームホワイトニングは、マウスピースを装着する時間もきちんと守らなければなりません。基本的には、毎日2時間程度の装着が目安とされています。短すぎると、薬品が上手く歯に浸透せず効果を実感しづらくなります。
また、つけたまま寝ないように気をつけましょう。
ホワイトニングを長持ちさせる工夫
せっかくしたホワイトニングですが、少しでも長持ちさせたいですよね。ここでは、ホワイトニングを長持ちさせる方法を解説いたします。
着色の強い食べ物を避ける
まず、着色の強い食べものはなるべく避けるようにしましょう。具体的には、
・カレー
・コーヒー
・赤ワイン
・チョコ
・ソース類
などです。
ですが、これらの食品を口にしなければならないこともあるでしょう。
その場合は、食後すぐに口をすすぐ。ブラッシングなどの行動が効果的です。
タバコを吸わない
ホワイトニング中は禁煙をすることが望ましいとされています。理由は、タバコを吸うとタールと言う成分が歯に沈着してしまうためです。
健康のためにも、この機会にタバコを辞めるのもいいかもしれません。
着色除去の効果のある歯磨き粉を使う
着色除去効果のある歯みがきを使うことで、ホワイトニングの回数や頻度を減らすことができます。ただ、ドラックストアなどで販売しているホワイトニング効果のある歯磨き粉は、研磨剤の成分が荒いことが多いいです。そのため、使用すると逆に歯を傷つけてしまう可能性があります。
購入する場合は、歯科医専門のものがお勧めです。
歯科医院で、お勧めの歯磨き粉を紹介してもらいましょう。
歯科医院でクリーニングを受ける
歯科医院でクリーニングを受けても、歯を白くキレイに保つことができます。
また、これによってホワイトニングの回数や、頻度を減らすことができるのです。
クリーニングで落とせる歯石や着色は、あらかじめ除去した状態でホワイトニングをおこなった方が、きちんとした効果が期待できます。
まとめ
今回の記事では、ホームホワイトニングの効果はいつ頃現れるのかを解説いたしました。ホームホワイトニングの場合、患者さん自身がマウスピースに薬剤を塗布してホワイトニングをおこないます。
そのため、薬剤の濃度はトラブルが起きないように弱くなっていることがほとんどです。
ホームホワイトニングの効果を得るには、毎日2時間ほどのマウスピースの装着が必要です。また、効果が表れるのもゆっくりで、1週間ほどで白さを実感することができます。
ですが、薬剤が歯の奥にまで染みわたるため、色戻りもしづらく効果も半年から1年と長続きするのです。
その反面、オフィスホワイトニングのような即効性はなく、自分で薬剤なども塗布してホワイトニングをおこなわなければいけません。
そのため、ホワイトニングを決まった時間におこなわず効果があらわれない。薬剤を多めに塗布して歯や歯茎を傷めてしまう場合もあります。
ホワイトニングの効果を十分に発揮するためには、毎日決まった時間にホワイトニングをする。薬剤は適量を塗布することが必要です。
また、マウスピースを装着時に強くかみしめてしまうと、マウスピースが破損しそこから薬剤などが漏れ出す危険性もあります。歯にマウスピースも合わなくなってしまい、治療の効果も半減してしまうのです。
また、壊れたマウスピースを修復するために、数万円と言う費用を払ってマウスピースを作り直す必要性も出て来てしまいます。
また、ホワイトニングが終わったら、薬剤を洗い流すためにうがいをして、可能であれば軽くブラッシングもしましょう。
ホームホワイトニングは、自宅ででき自分が好きなときにマウスピースをつけて、治療をすることができます。そのため、仕事が忙しく歯科医院などに来られない方にはぴったりの治療方法と言えるでしょう。
また、色戻りもなく長期的に白い歯を手に入れたい方にはお勧めのホワイトニングです。ホワイトニングには、ホームホワイトニングと歯科医院でおこなうオフィスホワイトニングがあります。オフィスホワイトニングには即効性があり、持続期間は短いですが白い歯を短期間で手に入れることができます。
海岸歯科室では、この2つを組み合わせたデュアルホワイトニングも手がけています。即効性があり、白い歯が持続するデュアルホワイトニングを試してみませんか?
もちろん、デュアルホワイトニングよりも安価なホームホワイトニングもお勧めいたします。ホワイトニングをお考えの方は、是非とも海岸歯科室へお越しください。
監修:理事長 森本 哲郎