インプラント治療における歯医者の選び方!名医の見極め方ガイド|海岸歯科室|千葉県美浜区の歯医者

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医療コラム

インプラント治療における歯医者の選び方!名医の見極め方ガイド|海岸歯科室|千葉県美浜区の歯医者

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インプラント治療における歯医者の選び方!名医の見極め方ガイド

歯を失ったとき、多くの方が直面するのが「どんな治療を選ぶべきか」という迷いです。中でもインプラント治療は、見た目や噛む力を天然歯に近い状態まで回復できる画期的な方法として注目を集めています。しかし、実際に治療を始めようとすると、「どの歯医者を選べば安心なのか」「本当に信頼できる治療が受けられるのか」といった不安が頭をよぎるのではないでしょうか。

インプラントは高度な外科手術を伴う治療であり、術前の検査や診断、インプラント体の素材選定、さらには手術後のメンテナンスまで、すべての工程において専門性と経験が求められます。治療の成功率やその後の快適な生活は、どんな医院・どんな医師を選ぶかによって大きく変わってきます。安さや近さだけで医院を選んでしまうと、「思っていたのと違った」「再手術が必要になった」というケースも決して珍しくありません。

そこで本記事では、初めてインプラント治療を検討する方に向けて、「名医」と呼ばれる歯科医師の見極め方や、医院選びの具体的なチェックポイントを詳しく解説していきます。

大切な治療だからこそ、信頼できる歯医者と出会うことが何よりも重要です。後悔しない治療を受けるために、まずは正しい知識と判断基準を持つことから始めてみましょう。

インプラント・インビザラインなら海岸歯科室

海岸歯科室は、患者様一人ひとりに寄り添い、安心して治療を受けていただける環境をご提供しています。最新の設備と技術を駆使し、虫歯治療からインプラント、予防歯科まで幅広い診療を行っています。お口の健康を守るために、丁寧なカウンセリングと治療計画を立てています。皆様のご来院を心よりお待ちしております。歯に関するお悩みは、ぜひ海岸歯科室へご相談ください。

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インプラントとは?歯科治療としての仕組みと基本概要

インプラントの構造!チタンやセラミック製の素材比較

インプラント治療に用いられる素材は、患者の健康状態や審美性、耐久性などのニーズに応じて選ばれます。代表的な素材は「チタン」と「セラミック」の2種類であり、それぞれに明確な特徴と利点・欠点があります。患者が納得のいく治療を受けるには、各素材の違いを深く理解することが重要です。

まず、インプラントは「人工歯根(インプラント体)」「アバットメント」「上部構造(人工歯)」の3つのパーツで構成されており、最も体内に長く埋入される部分がインプラント体です。この部分に使われる素材の違いが、治療の快適性や長期安定性に大きく影響します。

以下の表に、チタン製とセラミック製インプラントの比較を示します。

素材 主な特徴 審美性 耐久性 金属アレルギー 費用帯(目安)
チタン 高い生体親和性と骨結合性を誇る やや劣る 非常に高い 起こる可能性あり 比較的安価
セラミック 審美性に優れ、金属不使用で安心 非常に高い 高い 非常に低い 高価

チタンは長年使用されてきた素材であり、世界中の症例数も圧倒的に多く、信頼性が非常に高いのが特徴です。骨との結合性に優れ、成功率も90%以上と高い水準を保っています。しかし、金属アレルギーのリスクを完全に排除できない点が懸念されます。

一方、セラミックはジルコニアと呼ばれる素材が使われており、白色で天然歯に近いため前歯部に適しています。金属アレルギーのリスクがほぼゼロである点、歯茎の透けを気にせずに済む点が大きな利点です。ただし、チタンに比べると割れやすさがあり、症例実績はまだ限定的です。

また、最近では「チタン合金」や「表面加工されたチタン」など、より骨との結合性や耐久性を高めたインプラント体も登場しており、選択肢が広がっています。使用素材によって手術費用やメンテナンス内容も変わってくるため、医師とよく相談した上で決定する必要があります。

日本口腔インプラント学会では、チタン製のインプラントに関しての研究データが多く、現在でも主流はチタン製です。ただし、審美性を重視する患者やアレルギー体質の人にはセラミックが選ばれる傾向が強まっています。

選択時のポイントとしては、以下のような判断軸が挙げられます。

・アレルギーの有無
・前歯か奥歯か(審美性重視かどうか)
・費用予算の上限
・過去の歯科治療歴
・金属の見た目に対する抵抗感

素材の選択は一度決めてしまうと後戻りが難しいため、信頼できる医師とのカウンセリングと事前検査が非常に重要です。

インプラントとセラミック・ブリッジ・入れ歯の違い

歯を失った際の治療方法としては、インプラントだけでなく、ブリッジや入れ歯という選択肢もあります。それぞれの治療法には明確な特徴があり、治療後の生活や審美性、費用、耐久性、手入れのしやすさに大きな違いがあります。

以下は代表的な治療方法の比較表です。

治療法 審美性 噛む力 骨の吸収防止 手入れのしやすさ 耐用年数
インプラント 非常に高い 天然歯並み あり 高い(メンテ必要) 約10〜20年
ブリッジ 高い やや劣る なし 普通 約7〜10年
入れ歯 普通 弱い なし 手間がかかる 約5〜8年

インプラントは顎の骨に直接人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する構造のため、天然歯に近い噛み心地が得られます。骨の吸収を防ぎ、見た目の自然さや機能性の面でも優れています。しかし、手術が必要であり、費用も高額になるのが欠点です。

ブリッジは、失った歯の両側にある健康な歯を削って橋渡しのように人工歯を装着する方法です。比較的短期間で治療が完了しますが、健康な歯に負担をかけてしまう点や、骨の吸収を防げない点がデメリットです。

入れ歯は最も費用が安く、取り外しも可能なため高齢者に選ばれることが多い方法です。しかし、安定感に欠けるため食事や会話時に不便を感じることがあり、長期的な使用には向きません。

また、審美歯科の観点からは、インプラントは前歯にも対応可能であり、ブリッジや入れ歯よりも自然な見た目を実現できます。特に、金属フレームが目立つ入れ歯に比べ、白い人工歯を使用するインプラントの審美性は圧倒的です。

歯医者によって異なるインプラント治療の流れ

カウンセリングから手術までのステップを解説

インプラント治療は、単に人工歯根を埋め込む外科手術にとどまらず、正確な診断、綿密な治療計画、確実な手術、そして術後のメンテナンスまでを一貫して丁寧に行う必要がある高度な歯科治療です。そのため、治療の各ステップを事前に理解しておくことは、患者自身が不安なく治療に臨むうえで非常に重要です。歯科医院ごとに若干の流れや順番の違いはあるものの、基本的な手順は共通しています。以下に、一般的なインプラント治療の流れをわかりやすくご紹介します。

まず初めに行われるのが初診とカウンセリングです。ここでは、問診票をもとに過去の病歴や現在の健康状態、治療への希望を確認します。次に、レントゲンやCT撮影による精密検査を実施し、顎骨の状態や骨の量、神経の位置などを立体的に診断します。この検査結果に基づき、治療の可否を判断し、治療計画の立案へと進みます。ここでは、埋入するインプラントの位置、必要な処置の内容、治療にかかる期間や費用、想定されるリスクなどについて具体的な説明があります。

続いて、必要に応じて事前処置が行われることがあります。これは、虫歯や歯周病の治療、抜歯、さらには骨の厚みが不足している場合の骨造成などが含まれます。これらの準備が整うと、いよいよ一次手術(インプラント埋入)に進みます。局所麻酔を施したうえで歯肉を切開し、専用のドリルで顎骨に穴を開けてインプラント体を埋め込み、縫合して終了します。

手術後は、治癒期間を設けてインプラントと骨がしっかりと結合するのを待ちます。この期間は通常3〜6ヶ月ほどで、状態によっては仮歯を装着するケースもあります。骨との結合が確認された後に、二次手術として歯肉を再度切開し、インプラントの上部にアバットメントと呼ばれる連結パーツを装着します。

その後、型取りから人工歯の製作・装着に移ります。素材としてはセラミックなどが一般的で、色味や形を患者の口元に合わせて丁寧に作成されます。最後に、メンテナンスと経過観察が始まります。インプラントは虫歯にならないものの、歯周病のような「インプラント周囲炎」には注意が必要です。治療後は半年から1年に1度の定期検診とクリーニングを継続することで、長期的な安定性を保つことができます。

全体の治療期間は最短でも約4ヶ月、骨造成などを含む場合は1年近くかかることもあります。自分の口腔状態に合わせて無理のないスケジュールを立てることが、インプラント治療を成功させる大きなポイントです。

CT診断やシミュレーションが必要な理由

インプラント治療において、CT(コンピュータ断層撮影)を用いた診断と3Dシミュレーションは、手術の安全性と成功率を大きく左右する要素です。従来のレントゲン撮影では平面的な情報しか得られませんが、CTでは口腔内の骨の形状や密度、神経や血管の位置関係を三次元的に把握できます。これにより、より正確で安全な治療計画を立てることが可能となります。

CT撮影による主な診断内容は以下のとおりです。

  • 顎骨の厚みと高さの確認
  • 神経や血管の位置
  • 骨密度の測定
  • サイナス(上顎洞)の位置と形状
  • 骨造成の必要性の有無

これらの情報をもとに、歯科医師はインプラント体の長さや太さ、角度、埋入位置をミリ単位で調整し、患者ごとに最適な治療計画を立てます。

最近では「シミュレーションソフトウェア」や「ガイドサージェリー」といった技術の導入が進んでおり、これらの設備が整っている医院では、より精密でリスクの少ない手術が可能です。

以下のような導入設備があるかどうかは、歯科医院選びの重要な指標になります。

設備名 主な機能・役割
歯科用CTスキャナー 骨の状態、神経位置、骨密度の三次元画像を取得
インプラント専用ソフトウェア 手術シミュレーション、埋入位置・角度の最適化
サージカルガイド シミュレーション通りにドリルを誘導する装置で、精度向上に貢献
骨密度測定ソフト 骨の硬さを数値化し、インプラント体の選定材料とする

では、なぜここまで精密な準備が必要なのでしょうか?
その理由は、インプラント治療の失敗原因の多くが「埋入位置のズレ」「神経損傷」「骨の吸収」など、術前の情報不足によるものだからです。特に下顎には「下歯槽神経」という重要な神経が走っており、誤って接触するとしびれや麻痺などの重大な合併症につながる恐れがあります。

インプラントの種類とサイズを比較

ボーンレベルとティッシュレベルの違い

インプラント治療において、インプラント体の構造選びは、手術の成功率や治療後の快適さ、さらには長期的な安定性にまで大きな影響を与えます。現在、主に使用されているのが「ボーンレベル」と「ティッシュレベル」という2種類の構造です。これらは埋入される位置や対応する部位、術後の見た目や管理のしやすさなどにおいて明確な違いがあり、治療方針を決定するうえで重要な判断材料となります。

ボーンレベルはその名の通り、インプラントが骨の高さに合わせて埋入されるタイプです。歯肉の下にインプラントの接続部が収まるため、特に前歯など審美性が求められる部位での使用に適しています。自然な歯肉のラインが作りやすく、治療後に歯肉が下がったとしてもインプラント体が目立ちにくいという利点があります。ただし、手術はやや複雑になりやすく、高度な技術を要することがあります。

一方、ティッシュレベルは歯肉の上に接続部が現れる構造で、主に奥歯の治療に使用されるケースが多いです。このタイプは手術が比較的簡単で、治療部位の清掃性にも優れています。細菌感染のリスクが低く、術後のメンテナンスがしやすいことから、高齢者や歯周病リスクの高い方に適した選択肢とも言えます。

構造選定の際には、治療部位(前歯か奥歯か)、骨の状態(厚みや高さ)、見た目へのこだわり、過去の歯周病歴、セルフケアの習慣などが判断基準になります。また、同じ「ボーンレベル」や「ティッシュレベル」でも、メーカーによって設計や表面加工技術に違いがあり、骨結合を促すための特殊コーティングが施された製品なども存在します。

例えば、上顎で骨が薄く、骨造成を予定しているケースではボーンレベルが適している一方で、下顎の奥歯で咀嚼力を早く回復したい場合はティッシュレベルが好まれることもあります。どちらを選ぶかは、患者一人ひとりの条件と希望に応じて異なります。

そのため、事前に歯科医師としっかり話し合い、「どの構造が使われるのか」「なぜそれが選ばれたのか」を納得した上で治療を進めることが、インプラント成功への大きな鍵となるのです。

国内メーカーと海外製インプラント

インプラント治療において、使用される製品のメーカー選定は、治療結果や術後の満足度に大きな影響を及ぼします。現在、多くの歯科医院では、世界中で広く使用されてきた実績を持つ海外製インプラントが採用される傾向があります。これらの製品は、豊富な症例数に裏付けされた信頼性や、長期的な安定性、高い骨結合性能などが特徴とされ、一定の臨床データがそろっていることから、多くの患者に選ばれているのが現状です。

一方で、日本国内で製造されるインプラント製品にも、独自の進化や利点があります。特に日本人の骨格や口腔内環境に適した設計がなされている点や、国内ラボとの連携のしやすさ、サポート体制の迅速さなどが強みです。高齢者や治療に対して不安を抱える患者にとって、アフターケアの丁寧さや緊急時の対応力は非常に重要な要素となります。

実際にインプラントを選ぶ際には、患者自身のニーズに応じた製品選定が求められます。たとえば、世界的な実績や科学的な裏付けを重視するのであれば、海外製の高品質なインプラントが選ばれやすくなります。逆に、きめ細やかな対応や継続的なメンテナンスのしやすさを優先する場合には、国内メーカーを導入している医院の方が適していることもあります。

また、審美性やデジタル歯科技工との連携を重視する人にとっては、最新の設計や精密な技術が導入されている製品が適しています。対して、費用面や術後の管理体制を重視する場合には、設備や補綴物の選び方、さらには医院の方針そのものが大きく影響してきます。

治療費は、使用される素材、技工物、手術方法、設備などにより大きく異なります。そのため、見積もりを確認する際には、「どのメーカーの製品が使用されているか」もあわせて尋ねることが大切です。中には、安価な製品を使用していてもその事実を明示していない医院もあるため、メーカー名や製品の仕様については事前に文書で確認できる体制が望まれます。

インプラント治療を成功させるためには、信頼性、審美性、費用、アフターケアの体制、そして地域に応じたサポート環境など、あらゆる観点から総合的に判断し、自分に合った製品を歯科医師と一緒に慎重に選ぶことが何より重要です。

前歯・奥歯で費用が異なる理由

インプラント治療の費用は一律ではなく、部位によって差が出るのが一般的です。特に「前歯部」と「奥歯部」では、見た目・噛む力・骨の状態などの要因により、治療方針が異なります。これが価格差を生む主な要因です。

まず、前歯は審美性が非常に重視される部位です。口を開けたときに見える範囲であるため、人工歯の形状や色味の微調整、歯肉ラインの再現など、高度な補綴技術が求められます。使用されるセラミックのグレードや技工士のレベルも、費用に大きく影響します。

一方、奥歯は咀嚼機能を重視する部位です。前歯に比べて強い力が加わるため、インプラント体の本数や太さが増え、骨量が足りない場合は骨造成(GBR)などの追加手術が必要になることもあります。

以下の比較表で、部位による主な違いを整理します。

項目 前歯部のインプラント 奥歯部のインプラント
審美性の要求度 非常に高い 中程度
技工費用 高額(色調・形態調整が複雑) 比較的抑えられる
骨造成の必要性 少ない(骨がしっかりしていれば) 多い傾向(下顎管や上顎洞の位置次第)
噛む力への配慮 少ない(咀嚼圧は低め) 非常に重要(咀嚼圧が強い)
インプラント体の選択肢 細い・短めのタイプが多い 太くて長めの安定型が必要
費用目安(1本) 45万〜60万円前後(技工費込み) 35万〜50万円前後(部位と設計により変動)

費用の違いに影響する要素は、単に埋入部位だけではありません。歯科医院の方針や使用するメーカー、表面処理の種類、技工所との提携体制、保証制度の有無など、複数の要素が関係しています。

読者が迷いやすい点として、見積り段階で「仮歯費用」「抜歯費用」「CT診断費」「アバットメント費用」などが含まれていないケースがある点には注意が必要です。これらが別料金で提示される場合、最終的な総額が10万円以上違ってくることもあります。

歯科医院を比較する際には、単に「1本あたり○万円」といった表示だけで判断せず、下記のような内訳を確認することが推奨されます。

  1. 使用インプラント体のメーカーと種類
  2. 上部構造の材質(ジルコニア・メタルボンド等)
  3. 仮歯・アバットメントの有無と費用
  4. 骨造成やサイナスリフトが必要な場合の費用追加
  5. 保証制度の期間と内容(脱落時の再埋入保証など)

部位ごとの違いを理解することで、自分に適した治療法とその費用の妥当性を見極めることが可能になります。治療内容が見えづらいインプラントは、詳細な説明を行ってくれる歯科医院を選ぶことが安心の第一歩です。

名医がいる歯医者の見分け方とチェックポイント

インプラントの症例数と実績の確認方法

インプラント治療を検討している方にとって、「その歯科医院がどれだけ信頼できるか」は極めて重要な判断材料となります。特に、手術が必要となるインプラント治療では、歯科医師の経験や症例数の多さが成功率や術後の快適性に直結します。では、名医と呼ばれる歯科医をどう見極めればよいのでしょうか。その答えの一つが「インプラント症例数と実績」です。

まず確認したいのは、「症例数がどの程度あるか」です。多くの歯科医院では、公式ウェブサイトや院内掲示物にて「インプラント埋入〇〇件」や「年間〇〇件のインプラント実績」といったデータを掲載しています。この数字が具体的であるほど、患者に対する説明責任を果たしている可能性が高いといえるでしょう。信頼できる医院では、単なる件数だけでなく「骨造成を伴う複雑な症例に対応」「サイナスリフト・GBR実施率」などの詳細な治療内容を公開していることもあります。

公表データの確認手段としては以下の3点が有効です。

  1. 医院の公式サイトでの症例紹介ページの有無
    写真付きでビフォーアフターや治療ステップが記載されているページは、情報開示への積極性の表れです。
  2. 第三者医療ポータルでの症例実績
    日本口腔インプラント学会や地域歯科医師会が提供する症例登録データ、治療報告の公開は極めて信頼性が高い情報源です。
  3. 口コミサイトやSNSでの実体験報告
    医院の実名で検索すると、実際に治療を受けた人の体験談が見つかる場合があります。具体的な施術内容やトラブルの有無に言及している投稿は参考になります。

また、単に件数が多ければよいというわけではなく、「成功率」や「トラブルの少なさ」といった質的な面も大切です。そのため、以下のような質問をカウンセリング時に行うことで、実態をより明確にできます。

  • 「過去3年間でインプラントを行った患者さんの人数と、本数は?」
  • 「再手術の件数やその原因は?」
  • 「骨造成を伴う症例の対応比率は?」
  • 「インプラント周囲炎などの術後トラブルはどの程度起きていますか?」

これらの問いに具体的かつ丁寧に答えてくれる医院は、経験や症例をきちんと蓄積・管理している可能性が高く、信頼に値します。特に、症例写真の提供や治療方針の文書化(インフォームドコンセント)など、患者が理解しやすい形で情報開示を行っているかが大きな判断ポイントとなります。

以下に、症例実績の確認で使えるチェックリストをまとめます。

確認項目 チェック内容例
年間インプラント実績 年間100件以上がひとつの目安
累積埋入本数 数千本以上あれば上級レベル
骨造成・サイナスリフト対応 難症例への実績があるか
術後のトラブル対応数・内容 インプラント周囲炎の管理法、再埋入の有無など
症例写真・実名患者の体験談掲載の有無 写真付きで治療過程を説明しているか、治療後の状態が掲載されているか

このように、名医の見極めは「数」だけでなく、「中身」と「説明責任」がカギとなります。信頼できる医院は、患者の不安を和らげるために治療結果をオープンにし、質問に対しても誠実に応じてくれます。症例実績の確認は、成功率を左右する重要なステップであることを忘れずに、慎重に情報を集めていきましょう。

日本口腔インプラント学会の専門医とは?

インプラント治療の成功を左右する重要な要素のひとつが「誰が治療を行うのか」、つまり歯科医師の専門性と経験です。その中でも、特に信頼性の高い資格として挙げられるのが「日本口腔インプラント学会(JSOI)の専門医」です。この肩書きは、名医かどうかを判断する際の大きな指標となり得ます。

まず、日本口腔インプラント学会とは、国内におけるインプラント治療の学術・教育・普及を担う中核機関です。設立は1972年、現在では会員数が1万人を超える大規模な学会で、歯科補綴学や口腔外科学、歯周治療、放射線診断などの各専門分野の専門医が集結しています。

この学会が認定する「専門医」資格は、以下のような非常に厳しい条件をクリアした歯科医師だけが取得できます。

専門医の認定要件
・歯科医師として5年以上の臨床経験
・日本口腔インプラント学会の会員歴が5年以上
・所定の教育プログラム(臨床研修、症例報告、学会発表)の修了
・20症例以上の詳細な治療記録提出と合格審査
・筆記試験と口頭試問の合格
・継続的な学会参加と専門医更新のための単位取得(5年ごと)

このように、単に治療を行っているだけでなく、「継続的な専門教育」「科学的根拠に基づいた診療」「症例の透明性」といった要素が求められるため、専門医の肩書きはインプラント治療の質を担保する大きな要素となります。

また、専門医とは別に「指導医」や「認定医」といったステータスもあります。

明確な段階性により、専門医資格は医師の実力と姿勢を示すバロメーターとして非常に有効です。実際、患者の中には「インプラントは専門医がいる医院しか検討しない」と決めている方も少なくありません。治療費が高額になりやすいインプラントでは、安心感のある選択が重要だからです。

信頼できる医院は、これらの資格情報を公式サイトや院内パンフレットで明示しています。また、日本口腔インプラント学会の公式サイトでは、都道府県別に専門医・指導医を検索できるデータベースが公開されています。実際に医院選びを行う際には、以下のような観点でチェックしてみてください。

  • 医師のプロフィールに「専門医」「指導医」の記載があるか
  • どの学会からの認定か(JSOIがもっとも信頼性が高いとされる)
  • 学会発表や論文掲載など、学術活動の実績があるか
  • 専門医資格の有効期限が明示されているか(更新制であるため)

まとめ

インプラント治療は、見た目の自然さや噛む力の回復など多くのメリットを持つ反面、手術の安全性や費用面、医院選びの難しさといった不安もつきものです。特に「どれくらいの費用がかかるのか」「どの歯科医院を選べば安心なのか」といった疑問は、多くの方が抱える悩みです。

この記事では、治療の流れから素材の種類、安全性、インプラントのサイズ選びなど、患者にとって必要な情報を網羅的に解説してきました。例えば、インプラント治療は1本あたり35万円から50万円が目安となっており、部位や素材、症例の難易度によって変動します。また、日本口腔インプラント学会の専門医制度やCTシミュレーションの活用といった、信頼性の高い医院の選び方も紹介しました。

「どの医院が自分に合うのか分からない」「口コミは本当に信頼できるのか」などの声にも応えるため、症例数や実績の見極め方、レビューの信頼性の見抜き方も具体的にまとめています。

適切な情報を元に正しく判断できれば、インプラント治療は人生を前向きに変える選択肢となり得ます。大切なのは、不安や疑問を抱えたまま治療を始めるのではなく、納得したうえで信頼できる歯科医師とともに進めること。このページがその第一歩になれば幸いです。

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よくある質問

Q. インプラントの費用は1本いくらかかりますか?前歯と奥歯では違いますか?
A. インプラントの費用は1本あたり平均で35万円から50万円が相場です。特に前歯の場合は審美性が重視され、使用する人工歯や上部構造にセラミックなど高価な素材を選ぶ傾向があり、費用が高くなる傾向にあります。一方、奥歯は咀嚼機能が重要視されるため、強度の高い素材が選ばれますが、見た目の要素が少ない分、やや安価に収まるケースもあります。ただし、CT診断や骨造成、仮歯の装着など、追加で必要な治療が発生する場合があり、最終的な費用は患者の口腔状態や医院の治療方針によって変動します。

Q. 保険は使えますか?インプラント治療で医療費控除を受けられる条件を教えてください。
A. 原則として、インプラント治療は自由診療に分類されるため、健康保険の適用はありません。ただし、顎の欠損による咀嚼機能の大幅な低下や外科的再建が必要なケースにおいては、保険適用が認められることもあります。さらに、年間の医療費が10万円を超えた場合、インプラント治療にかかった費用の一部は医療費控除の対象になります。対象になるには、治療費の領収書や診療明細、医師による診断書が必要です。還付金を受け取るには、確定申告での申請が必須となります。

Q. インプラントが失敗するリスクはありますか?後悔しないためのポイントを教えてください。
A. インプラント治療には感染症や骨との結合不全などのリスクが伴いますが、事前の検査と正確な診断により大半は回避できます。後悔の多くは、「歯医者選びの失敗」「カウンセリング不足」「費用の不透明さ」によるものです。信頼できる医院を選ぶためには、日本口腔インプラント学会の専門医の有無や症例数、CT設備の導入状況を確認することが重要です。また、糖尿病や喫煙などの全身疾患がある場合は、医師とよく相談し、代替治療法も検討するべきです。後悔を防ぐためには、無料カウンセリングを活用し、複数医院から意見を聞くセカンドオピニオンもおすすめです。

医院概要

医院名・・・海岸歯科室
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